ディレクターズスーツ

Director's suit

ディレクターズスーツ

ディレクターズスーツとは

ディレクターズスーツとは、黒色の背広とコールズボンの組み合わせの礼服をいう。
レディースのセミアフタヌーンドレスに相当。
1800年代後半、英国のエドワード皇太子がフロックコートの替わりに黒のラウンジジャケットを着用したのが起源。
汎用性が高いことで、招待する側の最適の装いであり、ゲスト側が着ても礼を失せず、現代の男の礼服としての着用価値も高いといえる。

着用シーン

個人企業・公的
主催者 / 本人参列者主催者 / 本人参列者
結婚式・披露宴
その他〜会や〜式
結婚式・披露宴記念式典 祝賀会
入園 卒園式
謝恩会
記念式典 祝賀会
園遊会 謝恩会
  • 昼間の結婚式及び披露宴での、新郎をはじめ新郎新婦のお父様や主賓、上司の方など。
  • 各種式典やパーティに出席の方。
  • 昼間の慶事で、ブラックスーツよりワンランク上の装いとして着用する場合。

スタイリング

項目説明
上衣シングル・ダブルどちらでも可。ブラックスーツより1段格上。黒のシングルブレスト、またはダブルブレストの背広型ジャケット。
色は黒、ダークグレー、濃紺の無地。脇ポケット。
フラップはつけなくても可。ノーベントが最適。
ベスト色はシルバーグレーが基本。アイボリー、シャンパンゴールドなども可。
スラックス「コールズボン」と言われる黒とグレーのストライプ柄のスラックス。
衿口はシングル。
シャツ白無地でレギュラーカラーまたウイングカラーでシングルかダブルカフス。
ネクタイ色はグレー系の縞柄または無地の結び下げネクタイ。
チーフ素材は本麻か絹が基本。色は白かシルバーグレーが基本。
サスペンダー白黒の縞柄か黒無地が基本。
カフリンクス真珠、白蝶貝などの白い石。モーニングコートに準じる。ベルトは不可。
タイタック・タイバーモーニングコートに準じる。カフリンクスとお揃いが基本。
靴/靴下靴は黒のキッドやカーフのレースアップ(紐結び)、ストレートチップ、ドレッシーなプレーントウのバルモラル。靴下は、白黒の縞柄または黒無地。